あの日 感じた気持ちを
心の中にいつも込めて

今のその感情を
いつまでもいつまでも

あなたなりでいいから
それぞれの一歩を
踏みしめて明日を生きよう





見えないけれど
こんなにも遠くて近い
あなた達と共に

忘れる事のできない日から
もう一年か まだ一年か

身体で感じることができない
痛み 悲しみ 怒り 喜び

まだ それは昨日の事のようで
現代もまだ続いていく

ぶつける先のない想いが
目の前の現実に吐露され
自分の責任 自分のふがいなさに
何も言えなくなる




誰かの為に尽くす仕事が
自分の利益ばかり考えて
盲目になってしまっている

心が病んでいくのを感じる
自分の駄目な部分が広がっていく

白かったはずのキャンバスが
黒に染まっていき
開いていたドアが閉まっていく





前を向かなくてはいけないのがわかるのに
左右後方ばかり見てしまう

どうしようもなく孤独で
泣きたくなる

強がってみるけど
自分に自信がなくて
自分自身がなんなのか
わからなくなる

泣きたいけど
泣く場所を見つけられなくて
ココに戻ってくる

誰かに見つけて欲しくて
ひとりじゃないよって言ってほしくて
認めて欲しくて
わかるよと言って欲しくて
一緒に笑って欲しくて

不特定多数の誰かに
癒しを求めてしまう

情けない自分を晒して
叱って欲しくて
励まして欲しくて
求めてばかりいる






居場所をなくさないで
自分の立つ場所を奪わないで

屋上で煙草を吹かしながら
空に浮かぶ雲をぼんやりと眺める

緩やかな風邪が頬を撫で
遠く 彼方へと流れていく







ギスギスした人間関係や
他人の悪口なんかが嘘みたいで

作り笑顔で過ごす日々を
ふわりと洗い流した






ふと あの人は今
何を考えてるんだろう
と思って忘れる

見えない何かで繋がって
なんとなく 思い出して
そして 日常に戻っていく






どうしようもなく孤独で
なんとなくシアワセ





それでいいじゃない