忘れる事のできない日から
もう一年か まだ一年か

身体で感じることができない
痛み 悲しみ 怒り 喜び

まだ それは昨日の事のようで
現代もまだ続いていく

ぶつける先のない想いが
目の前の現実に吐露され
自分の責任 自分のふがいなさに
何も言えなくなる




誰かの為に尽くす仕事が
自分の利益ばかり考えて
盲目になってしまっている

心が病んでいくのを感じる
自分の駄目な部分が広がっていく

白かったはずのキャンバスが
黒に染まっていき
開いていたドアが閉まっていく





前を向かなくてはいけないのがわかるのに
左右後方ばかり見てしまう

どうしようもなく孤独で
泣きたくなる

強がってみるけど
自分に自信がなくて
自分自身がなんなのか
わからなくなる

泣きたいけど
泣く場所を見つけられなくて
ココに戻ってくる

誰かに見つけて欲しくて
ひとりじゃないよって言ってほしくて
認めて欲しくて
わかるよと言って欲しくて
一緒に笑って欲しくて

不特定多数の誰かに
癒しを求めてしまう

情けない自分を晒して
叱って欲しくて
励まして欲しくて
求めてばかりいる






居場所をなくさないで
自分の立つ場所を奪わないで