膝を抱えていた

外を濡らす雨の音


心の穴にいる

姿の見えぬ怪物が



優しい君の事

晴れた空 そよぐ風


俯く君の眼の

先に映るクローバー



やっぱ駄目だな 胸が苦しい

側にいたはずなのに



フラフラリ 浮かぶ気持ちに

僕と君との距離を感じてる


ねぇ 何処に行ってしまうの

届かない 声を紡いでく



明日晴れるかな

何処へ行こうかな


空想は膨らむけれど

動き出せずにいる


約束もできずに

話したいことはあるけれど



ポンポロロ 奏でてみる

言葉をメロディーに乗せて刻む


誰かの胸に届くように

届けばいいなと